迫力が好きな奴ちょっと来い

東京・港区青山一丁目、大人のペン字筆ペン教室の、川南富美恵（かわみなみふみえ）です。

東京は、今日も雨

ずっと雨模様が続いています。

なんと、東京都心では、今日で15日連続の雨となっているそうです

8月に15日連続の雨となったのは、1977年以来、40年ぶりとのこと！びっくりです。

しかも、最近は、降る時の雨の強さがとんでもないですよね。。。

よく「ゲリラ豪雨」と言いますが、日本語にももともと、激しい雨を表す言葉がありますよ。

「篠突く雨（しのつくあめ）」の、「篠」とは、細く、群がって生える竹や笹の総称「篠竹」のこと。

「篠突く」は、篠竹を束ねて突き下ろすように、細かいものが集まって飛んでくる様子をいいます。

ここから、篠竹を束ねたものが落ちてくるような、激しく降る大雨のことを「篠突く雨」というようになりました。
続く「山賊雨」は、「ゲリラ豪雨」に通じるものを感じますね。

群馬県地方で使われる方言で、にわかにやってくる雷雨のこと。

稲刈り中に、雷が遠くに聞こえてきたと思ったら、稲の束を３束（さんそく）も作らないうちに激しい雷雨となるため。が語源と言われています。

そこから、「さんそく」→「山賊」と書くようになったそうですが、たしかに、「山賊がやってくるような激しい雨」のほうが、迫力がありますね。
最後は、恐ろしさいっぱい（？）の「鬼雨」

鬼のしわざかと思うほど激しい雨のこと。

昔の人は、あまりに激しい雨は、鬼のしわざと考えていたようです。

そうとしか思えないような、突然の豪雨が多いこのごろです。
今週いっぱい、東京は雨の予報。

全国的にも、雨が続く地域が多いようです。

どうぞ、豪雨に注意なさって、おすごしくださいね！
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