年齢を重ねると肌のケアはもちろんのこと、髪のケアにも気をつけなければなりません。
髪のパサつきは年齢よりも上に見られる原因にもなりますし、いつも疲れているように見える可能性もあります。
髪質の改善を考える上で、ポイントになるのがシャンプーです。
本来髪を守るはずためのシャンプーですが、やり方を間違えてしまうと髪を傷めてしまう原因にもなりかねません。
髪の毛は3層からなっており、一番外側は透明なウロコ状のキューティクルで覆われています。
このキューティクルが髪の内部を守ってくれているわけです。
キューティクルが傷んでいると髪の内部のタンパク質が流れ出てしまい、髪のパサつきにつながります。
また、髪を洗う際に、ゴシゴシとこすり合わせるようにして洗っている人もいるのではないでしょうか。
この方法はキューティクルをはがしてしまうので、お勧めできないやり方です。
シャンプーをする前にして欲しいことは、粗めのコームやブラシで髪のからまりをほぐすことです。
髪が濡れてしまってからとかそうとすると無理な力が入ってしまい、キューティクルを傷める原因になります。
また、実際にシャンプーをする際は、力を入れすぎないことに注意してください。
手ぐしでとかすように優しく洗えば、それで十分です。
指を小刻みに動かして、しっかりと洗いましょう。
また、シャンプーの洗い残しも髪のトラブルの原因です。
朝時間がないときなどはどうしても急いでシャンプーをしてしまい、十分に落とし切れていないことがあります。
そのため、余裕をもってシャンプーができるように時間の使い方を改善してみましょう。
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