「米沢牛」はなかった
とある品物が届いたのでスチロールを開けてみると・・・ おいしそうな手作りハンバーグが入ってました。しかもただの手作りハンバーグではありません。 米沢牛100%粗挽きハンバーグです。米沢牛は山形県が産地です。米沢牛を口にするのは初めてです。 ってだけではありません。 実はこれ網脂で包まれたハンバーグなんです。 この白っぽくスジのように見えてる部分が網脂です。 なんだかチーズみたいにも見えます。 網脂網脂とは、牛や豚などの内臓周りについている網状の脂のことなんです。 さっぱりとしたお料理に網脂をくくりつけて、味をまろやかにするために使われるそうです。 お肉や野菜などを網脂に包んで焼くとパサつかずに脂の甘みが乗って美味しく仕上がるという優れものなんです。 主にフレンチなどで使用される場合が多く、さっぱりとした赤身肉やフィレ肉などを包んで焼くときに使用します。フランスではクレピーヌと言われているようです。 しかし日本ではあまり流通してないみたいです。どうも日本で食されている和牛には、外国産と違い、もともとお肉に刺しが入っておりますので網脂を使う必要がないからかもしれません。 アメリカも脂嫌いの方が多いので、流通量も少ないみたいです。 さっそく調理ではフライパンを使って早速焼き上げていきます。 フライパンを中火で熱し、その上に冷えた網脂のハンバーグを乗せます。 乗せて1分ほどでしょうか?すぐに脂が溶け出してじゅわ~っとあふれ出てきます。 裏返すと、あれれ? 網脂がハンバーグに同化して半透明になっているので、焼き上がりも網脂がついていたようには見えません。 それにしても脂の量がすごい! じゅ~っと焼けるいい香り。おいしそうです。 脂の照りがいい感じです。 楊枝で刺して焼けたかどうかを確認します。 中からあふれ出す肉汁から焼けたかどうかを判断します。 さあ出来上がりました美味しそうなハンバーグです。 網脂が巻かれているのであまり固めずに柔らかいまま焼いてもふっくら焼き上がりました。 お箸で表面をスッと割ると・・ じゅわ~っと肉汁が出てきました。 実食では、さっそくいただきます。 ん!ん~~ 脂の旨みがギュッと凝縮されたようです。 適度な歯ざわりもいい感じ。普段食べるハンバーグより脂身が多くて、全体がまろやかになりました。とってもおいしい! ただし旨みは増すんですが、たくさんの量は食べれないような気がします。 口の中が脂身、でまったりするのでさっぱりしたサラダなどと一緒に召し上がると美味しいのかもしれません。 しかし、まだまだこれでは終わりません。ここは焼肉屋がこれだけじゃあ、だまっちゃいられません。 炭火網脂ハンバーグ ということで炭火で焼き上げてみたらどうなるのか? ゆっくり、じっくり時間をかけて弱火で焼き上げます。 食べごろに焼き上がり、さっそく食べてみると・・・ おお~~~ これは先ほどのフライパンよりおいしく仕上がっています。 ホルモンと一緒で、ハンバーグから余分な脂が抜けて、炭火のいい香りがハンバーグを包み込んで、より芳醇さが増しました。 炭火の燻煙効果は素晴らしいです。今回は網脂を使ったハンバーグをご紹介させていただきましたが、今度は牛でもやってみたいと考えております。 ご拝読ありがとうございました。
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小春日和の静岡から冬の終わりの山形へ!
今日も富士山の雪化粧がきれいです。こちらは東海道新幹線ひかり号。 新幹線からわりと富士山がみえない…!というのが静岡あるある。富士山全体がみえる日は、年間で平均133日という統計データもあり、以外と毎日みえるわけではありません。本日の富士山は最高です。 東北新幹線やまびこ号で福島へ。会津磐梯山がきれいです。 福島駅は東北新幹線と山形新幹線の分岐点。 やまびこ号とつばさ号は、東京から福島まで連結して走ってきます。 やまびこ号を切り離したつばさ号は、山形・新庄方面へ。 つばさ号から切り離されたやまびこ号は仙台へ向かいます。 こちらは仙台から到着したやまびこ号。ホームに入線したら、つばさ号の到着をしばし待ちます。 こちらは福島駅に到着したつばさ号。 3回目の停止でやまびこ号と連結されます。このあと「やまびこ・つばさ」として東京へ向かいます。 それでは、山形新幹線つばさ号に乗って、冬の終わりの山形に向かって出発です。 上り坂を駆け上がって福島市街を一望。つばさ号はこれより福島と山形の県境にまたがる山形新幹線の最大の難所、板谷峠へ。
福島県から山形県に入り板谷駅を通過。板谷峠の中腹はこのあたりです。 標高626m、奥羽線の最高地点駅となる峠駅を通過したら下り坂となり、峠越えもあとひと息となります。山形新幹線の車内でも販売している「峠の力餅」は峠駅が元祖で、今でも普通列車が停車するたびに立ち売りが行われているそうです。 下り坂もなだらかとなり峠を越えました。 つばさ号はこれより米沢盆地を走ります。 まもなく米沢に到着です。 米沢は戦国大名の上杉氏ゆかりの地。ブランド牛の米沢牛は、松阪牛や神戸牛とならんで日本三大和牛に君臨しています。
山形県南部の置賜地方の中核都市の米沢。米沢駅を出発します。
米沢を出発するとあたり一面銀世界に覆われた田園風景が広がります。山形県は良食味米の「つや姫」が全国的に大好評で、日本の米どころ。 田園地帯を駆け抜けたらまもなく高畠です。 高畠町はぶどうのデラウェアの生産日本一を誇ります。また、町内にある亀岡文殊は、奈良の安倍文殊、京都の切戸の文殊とならび、日本三文殊にその名を連ねます。 高畠を出発します。 高畠を出発すると、あたり一面銀世界に覆われた田園風景が再び広がります。 まもなく赤湯に到着です。 赤湯駅のある南陽市は、開湯920年の歴史ある赤湯温泉が有名です。ワイン醸造もとても盛んで、市内に4社あるワイナリーめぐりも楽しめます。 赤湯を出発します。
赤湯を出発したら、上り坂を駆け上がり市街地を一望します。 山形新幹線屈指の絶景ポイントの鳥上坂。眼下に田園地帯や急斜面に開墾されたぶどう畑が望めます。 鳥上坂からの絶景は何度みても最高です。 さらに新緑の季節なら、水田やぶどう畑など自然豊かな風景を望むことができます。 まもなくかみのやま温泉に到着です。 かみのやま温泉駅のある上山市は、温泉と城下町と宿場町の3つを兼ね備えた全国でも珍しい街と言われています。上山は歌人の斎藤茂吉のふるさとです。 かみのやま温泉を出発します。 かみのやま温泉を出発すると、蔵王山麓の奥に蔵王山を望めます。本日は雲隠れしているみたい…! 上山市からつづく蔵王山麓を車窓に望んだら、まもなく山形に到着です。 山形市は東北屈指の名峰の蔵王山、松尾芭蕉ゆかりの地である山寺や、山形の夏を彩る花笠祭り、直径6mの巨大な大鍋を使用した「日本一の芋煮会フェスティバル」など、全国的にも知名度が高い観光地やイベントが盛りだくさんの街。
山形駅のホームにたたずむつばさ号。
夕暮れどきの幻想的な山形駅。 山形駅は「山の字」の形をしています。 山寺のご案内。山寺は松尾芭蕉ゆかりの地。
山門から参道をのぼり山頂へ。
急傾斜地にうまく建造されている建物たち。
立石寺の最高峰に位置する山頂奥の院。
雪化粧がパワースポットを盛り上げます。
山中随一の絶景が見れる五大堂。
この時期ならではの絶景が望めます。