社会に出る前に知っておくべき迫力のこと
先週になりますが 米倉涼子さんのCHIKAGO観てきました。
長年人気のブロードウェイミュージカルと言えば オペラ座の怪人や
キャッツ、屋根の上のバイオリン弾き そしてシカゴ。
その人気のシカゴのジャパンツアーなので勿論全編英語です。
日本でありながら 舞台脇に字幕スーパーが出るのです。
でも内容もほぼほぼ知っていたので あまり字幕を見る事は
ありませんでした。 米倉さんってTVで見る限りとても大柄な
女性のように感じていましたが やはり外人さんの間に入ると
とても細身で小柄な女性に見えますね! とてもキュートでした。
ストーリーは
1920年代イリノイ州シカゴでのお話。不倫を重ねていた夫と妹を殺した
元ナイトクラブの歌姫、ヴェルマ・ケリーが収監されている監獄に、
新顔がやってくる。彼女の名は米倉さん演じるロキシー・ハート。
冴えない夫エイモスに飽き飽きしている歌手志願の人妻ロキシーは、
自分を捨てようとした愛人フレッド・ケイスリーを殺害したのだ。
悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力でメディアの注目を一身に集め、
スターとなっていたヴェルマに負けじと、ロキシーもビリーを雇って
マスコミを利用し、正当防衛の“悲劇のヒロイン”として一躍メディアの
寵児になっていく。スポットライトを求めるロキシーの快進撃はどこまで続くのか?
彼女と反目するヴェルマのリベンジは?二人の女と一人の男の名声を賭けた
争いが今、幕を開ける──。 (公式サイトより)
と、こんな感じです。 なかなか日本では見られない内容ですよね。
この米倉さん演じるしたたかなロキシーと張り合うヴェルマとの歌とダンスは
とても魅了的でした。 ダンサーさんがダイナミックでカッコよくて あ~
これがNYversionなんだなあ~と ワクワクドキドキ。 大人なミュージカルですね!
客席もよく見るとダンサーさんなんだろうな~といった風貌の方々が沢山
いらした。
その米倉さんですが再演そして日本という事もありでとても堂々とした
演技をされていたと感じました。
歌や台詞が英語なので 日本人の素人の目で見る分には流暢に思えるけれど
日常会話での台詞回しとして成立していたのかどうかはわからないかな・・・
といった ちっとした違和感は多少ありました。
歌そのものは美味い下手に関わらずとしても本場NYミュージカルの面々の
声量や迫力との差はどうしてもありますよね。 もともとミュージカル女優さんでは
ないので そこまでは求めてはいないのですけれどね。
でも米倉さんの気迫、チャレンジ精神はとても伝わってきました!
素敵な作品ですよね。 面白い! ロングセラーとなる作品である醍醐味を
肌で感じさせて頂いた気持ちです。
また、こういった機会があればきっと足を運んでしまいますね!