迫力がある

たくさんのサイトからこのブログを見つけて頂いてありがとうございます。

昨日今日とバレエ関連の映画を２本観てきました。

まずは、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

セルゲイ・ポルーニンについては、バレエをやっている方でしたら、ご存知の方が多いのではないでしょうか？

実は私、最近まで存じ上げませんでした(^_^;)

この夏に公開されるバレエ関連の映画が紹介されていたサイトでこの映画のことを知り、初めてセルゲイ・ポルーニンについて知りました。

「バレエに関連する映画だったら勉強になるかも？」

という感覚で観に行ったのですが、思った以上にすごかったです

パンフレットの説明をそのまま書きますと、この映画は

「19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。

バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。」

とのこと。

これからご覧になる方もいらっしゃると思うので、詳しいストーリーは書きませんが、この映画では、いろいろな面で苦悩するセルゲイ・ポルーニンの姿が映し出されます。

そして、素晴らしいバレエパフォーマンスも

セルゲイ・ポルーニンが生まれた直後、看護婦さんが関節の状態を確認するために股関節を開いたら、ものすごく開くので、びっくりしたのだそうです。

そういう人並み外れた身体能力もあると思います。

ですが、バレエ学校時代、他の人の２倍の数のレッスンを取っていた、そして、誰よりも遅くまで残って練習していた、というエピソードを聞くと、トップの座についた陰には、やはり人並み外れた努力があったのだと思うのです。

セルゲイ・ポルーニンが英ロイヤル・バレエ団退団後、再注目されるきっかけになったのは、『Take Me to Church』という曲に合わせて踊るミュージック・ビデオが公開されたからなんだそうですね。

You Tubeで2000万回以上再生されたというこの動画、私は観たことがありませんでした。

このミュージック・ビデオがスクリーンに映し出されると、その映像に圧倒されました

このシーンが終わったあと、スクリーンに向かって拍手を贈りたい気分でした

このブログをご覧になっている皆さんは、動画をご覧になっているかもしれませんが、スクリーンで観ると迫力が違うと思いますよ。

ぜひ、映画館で観てくださいね

次の日に観たのは、『フェリシーと夢のトウシューズ』

この映画も、この夏公開のバレエ関連映画が紹介されていたサイトで知りました。

前の日に観た『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン』がどちらかというと重い感じの映画だったのと対照的に、この映画は明るく前向きな気分になれる映画です。

フランスの田舎にある孤児院で暮らす、踊ることが大好きなフェリシーが、親友のヴィクターと一緒に孤児院から逃げ出して、憧れのパリのオペラ座にたどり着き、幾多の困難を乗り越え、バレリーナとしての夢を叶える物語。

アニメなので、実際は起こり得ないシーンが満載です

最初のバレエレッスンでトウシューズを履いたフェリシー。

「それはないだろう」と突っ込みたくなりました

最後の方で、フェリシーとライバルがバレエの先生から同じことを聞かれます。

「何のために踊るのですか？」

これに対する二人の答えが対照的で、フェリシーの答えが印象に残りました。

（ネタバレになるので、どういう答えだったかは書きません。

答えを知りたい方は、映画館に行ってくださいね）

この答えがきっかけになって、フェリシーはビッグチャンスをつかみます。

「あきらめずに努力を続けていれば、夢は叶うんだな」

と前向きになれる映画です。

最後のエンドロールを見て初めて気が付いたのですが、日本語吹き替え版のフェリシーの声役が土屋太鳳さん、かなり重要なオデット役が黒木瞳さん、そして、バレエの先生メラントゥ役が熊川哲也さんだったのです。

土屋太鳳さんと黒木瞳さんは、「そう言われてみれば」という感じだったのですが、熊川哲也さんがバレエの先生役をやられていたのにはびっくりしました

熊川哲也さんのファンの方にとっては、必見の映画ですね

熊川哲也さんのファンでなくても、バレエをやっている方にはぜひ観ていただきたい映画です。

そういえば、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の上映前に、来月公開される『パリ・オペラ座～夢を継ぐ者たち～』の予告編が流れました。

これも観に行きたい

今年の夏は、バレエ関連の映画がいろいろ公開されて、バレエファンにはたまらない夏になりそうですね

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