女性にとって、お顔のべた付きは非常に気になるものですね。
朝起きて、お化粧をいくらしっかりしても、お昼休み頃になるとお顔のテカリが気になってしまうものです。
皮脂の分泌は体の免疫機能によるものなので、なくすことは出来ません。また皮脂は皮膚の水分量を保つ役割をしているので、本来は皮膚にとって無くてはならないものなのです。
しかし日々のお化粧など、さまざま刺激により分泌が過剰になると、お肌がべた付く原因となってしまうのです。これはニキビの原因となるので、しっかりと取り除く必要があります。
皮脂の分泌が過剰になる原因としては、お肌の水分量低下が挙げられます。
お肌は水分の蒸散を防ぐために皮脂を分泌しますので、水分不足なお肌には皮脂が過剰分泌されやすくなるのです。水分パックなどでしっかりと水分を補給し、適正な皮脂の分泌を保ちましょう。
また、皮脂の分泌は男性ホルモンによって促されます。
男性ホルモンは男性だけのものではなく、女性にも分泌されるホルモンなのです。
女性の男性ホルモン分泌量が多くなるのは一般的に16~20歳といわれており、この時期はにきびが出来やすいといえます。
また時期だけではなく、精神状態によっても男性ホルモンの分泌は起こります。
ストレスなどの外的環境の悪化により自律神経のバランスが崩れてしまうと、女性は攻撃的になります。交感神経といわれる人間の神経機能が興奮状態になることで、人は攻撃的になります。攻撃的な状態が続くと男性ホルモンが分泌されるので、皮脂が出やすい状態となってしまうのです。
悩みや揉め事の尽きない世の中ですが、時には肩の荷を降ろしてリラックスするように心がけましょう。ストレスを上手に発散させることも、大切なにきび予防となることを忘れないでくださいね。