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石鹸

石鹸 人へ。社会へ。地球へ。

石鹸 ようこそ僕らの同窓会へ

やったことはありませんが
困っている人からお金を取って
そのようなお金で
ご飯食べても美味しくないと思います。
そんなことをしたら心病むと思います。

この際ですからカミングアウトしますが
父は阪神淡路大震災、東北の被災地の支援、熊本復興支援に出向いて
僧侶の方と瓦礫を拾ったり、津波で流された人を待つ人たちの元に行き、
悲惨な現場の写真を撮り、
話を聞いては東京に戻れば男でも涙ぐみ、
東京で子供たちが書いた絵を被災地に自ら届けたり
被災地の目を背けたくなる写真を我々に見せて、
考えさせるのです。
天災で行き場を失いイジメを受けた学生たちを
受け入れてくれる学校を探したり
預かってくれる人を探し歩いたりしました。
今でも毎年、時間と体力の許す限り
被災地に出来る貢献を父なりにさせて頂いてます。
そんな父も完璧でなく無力さを感じながらも
コツコツと気を確かに持ち続けてます。
そんな親の姿や考え方を尊敬してますし
私も無力ながら
規模も違いますし職種も違いますが
有識者や経験者のお知恵を借りて

格差や貧困や災害によって
暴行を受けた人たち、
親を失って生きていく術がない子供たちに
何か出来ることがあればと
未熟ながらに出来ることをしています。
使われなくなったお洋服でも
新品でない石鹸でも
ボロボロのハンカチやタオル類でも
ボロボロの本や漫画や教科書でも
中古の体温計でも
安い絆創膏やガーゼでも
時に笑顔になってくれる人がいます。
私は子供もいませんし
未熟な人間です。
偉そうなことを出来る立場に至らないです。
生理用ナプキンや毛布など
私たちが当たり前に使っているものですら
そのような立場に置かれた方には
助かるかも知れません。
そして、未熟ながらに今はそのような
ことをさせて頂いておりますが
いつ、親や私がどんな形でどなたに
助けられることもあるかも知れません。

自分にない素晴らしい力を持つ人や
困っている人に対して
私がその立場になった場合を考えると
悩みながらも助け合いだと思います。

人の心を傷付け、困窮させて、暑い時には涼しい場所で、寒い時には温かい場所で贅沢をする程、
私は強くありません。

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